⚡ 30秒でわかる答え

  • 塩性湿地は、満潮時に冠水する潮間帯上部に広がる塩生植物とヨシの草地で、干潟の陸側に連なる。
  • 日本の湿地は明治・大正期から約6割、干潟は1945年比で約38%減ったとされる(国土交通省資料)。
  • 鳥・シオマネキ・貝類の生息地であり、水質浄化・波の減衰・炭素貯留も担う。
  • 守る鍵は、土砂の供給、ヨシ原の管理、陸側に逃げ場を残すこと。
約60%
明治・大正期からの日本の湿地面積の減少
約38%
1945年比での日本の干潟面積の減少
719km²
2000〜2019年に世界で純減した塩性湿地

塩性湿地は、干潟と陸のあいだに広がる、塩水に洗われる草地です。日本ではごく小さな面積しか残っていませんが、希少な鳥やカニ、貝を育て、水をきれいにし、波をやわらげる大切な生態系です。

秋に赤く染まるシチメンソウ、河口に広がるヨシ原、泥に穴を掘るシオマネキ。身近な風景の裏には、「塩分」「冠水」「泥の堆積」が生み出す精巧な仕組みがあります。

この記事では、塩性湿地の成り立ちから、日本と世界での減少、保全と再生の取り組み、気候変動への備えまでを、公的資料と研究に基づいて整理します。

この記事で学べること

  • 塩性湿地の定義と、干潟・汽水域・ヨシ原との違い
  • 帯状分布や自己かさ上げなど、湿地を支える仕組み
  • ヨシ原が育む希少な鳥・カニ・貝
  • 日本と世界の減少データと主な原因
  • 保全・再生の取り組みと気候変動への備え

塩性湿地とは何か:海と陸のあいだに広がる塩水の草原

定義と成り立ち

塩性湿地(えんせいしっち、salt marsh)とは、海水や汽水の影響を受ける潮間帯の上部に発達する、草本植物を中心とした湿地のことです。満潮のときに水をかぶり、干潮のときには地面が空気にさらされるため、塩分と冠水の両方に耐えられる植物だけが定着します。河口の泥や砂が堆積してできた平らな地形に、ヨシやアッケシソウ、シチメンソウ、ハママツナ、ウラギクなどの塩生植物(塩分に強い植物)が帯状に分布する風景が代表的です。

干潟(泥や砂の裸地が広がる潮間帯)が植物のない「泥の海」だとすれば、塩性湿地は干潟のすぐ陸側にある「草の生えた干潟の続き」です。両者は連続した一つの生態系として扱われることが多く、環境省の「日本の重要湿地500」でも、干潟、藻場、マングローブ林などと並ぶ湿地タイプの一つとして塩性湿地が分類されています。

干潟・汽水域・ヨシ原との違い

生態系主な環境代表的な植生本サイトの関連記事
干潟潮の満ち引きで露出する泥・砂地ほぼ植物なし(微細藻類)干潟の保全
塩性湿地潮間帯上部・高潮時に冠水する草地塩生植物・ヨシこの記事
汽水域川の淡水と海水が混ざる水域ヨシ・水生植物・プランクトン汽水域とは何か
マングローブ林熱帯・亜熱帯の潮間帯マングローブ樹木マングローブ林の役割
塩性湿地と近縁の沿岸生態系の比較

ヨシ原は淡水域にも汽水域にも広がるため、すべてのヨシ原が塩性湿地というわけではありません。河口の汽水域にあって塩分の影響を受けるヨシ原は、塩性湿地の一部として扱われます。この「塩分の影響を受けるかどうか」が、生きものの種類を大きく左右します。

ポイント

  • 塩性湿地は「塩分」「冠水」「泥の堆積」という三つの条件が重なる場所にできる
  • 植物は満潮線からの高さに応じて種類が入れ替わる(帯状分布)
  • 干潟・汽水域・ヨシ原と連続しており、一体で守る必要がある

塩性湿地を支える植物と地形のしくみ

帯状分布:高さ数十センチで植物が入れ替わる

塩性湿地では、地面の高さがわずかに違うだけで冠水の頻度と土壌の塩分が変わり、植物の種類が入れ替わります。海側の低い場所には塩分と冠水に特に強い種類が、陸側の高い場所には塩分に弱い種類が育ち、結果として海から陸に向かって植物が帯のように並びます。この配置は、そのまま昆虫・カニ・鳥の暮らしの場の配置になります。

海から陸へ向かって塩生植物が帯状に並ぶ塩性湿地の断面イメージ
海から陸へ向かって植生が入れ替わる塩性湿地のイメージ

日本を代表する塩生植物

  • シチメンソウ:佐賀市の東与賀海岸などの干潟に群生する一年草。秋に紅紫色に染まることから「海の紅葉」と呼ばれ、分布は九州北部や朝鮮半島、中国の一部に限られるとされます。
  • ハママツナ・ウラギク:河口や海岸の泥地に生える塩生植物。ともに塩性湿地を代表する種として知られています。
  • ヨシ:塩分が薄い場所では密な群落を作り、鳥類の営巣地や避難場所になります。
  • ハマボウ:西日本の河口に見られる落葉低木。群落の下の泥地にシオマネキ類が暮らす例が報告されています。

シチメンソウは、風波や潮流が弱い場所でしか育たないと説明される繊細な植物です。そのため、護岸工事や堆積の変化など、環境の変化にとても敏感です。年によって枯れ具合に差が出ることもあり、状態の観察が欠かせません。

泥をためる「地盤のかさ上げ」

塩性湿地の植物は、茎や根で潮の流れをやわらげ、川や海から運ばれる泥や砂を捕まえます。こうして堆積した土砂と植物の枯れた根・茎が積み重なり、地面は少しずつ高くなります。海面が上がっても、堆積が追いつく限り湿地は水没せず、むしろ内陸側へ移動しながら維持されることがあります。この性質が、後で述べる気候変動への適応の鍵になります。

ここが大切

  • 植物が泥をとらえて地面を高くする「自己かさ上げ」機能が湿地の強み
  • 土砂の供給(川からの土砂)が止まるとこの機能が弱まる
  • 詳しくは ダムと海岸侵食の関係 も参照

ヨシ原がつくる生きものの暮らし:希少な鳥・カニ・貝・昆虫

鳥たちの隠れ家と営巣地

ヨシ原は、チュウヒやオオセッカのような草原性・湿地性の鳥にとって欠かせない営巣・採餌の場です。環境省関連の資料では、これらの鳥の保全には良好な植生の維持が必要であり、ヨシ・スゲ群落の衰退が観察された時期がシカ・イノシシの増加と重なっているとの報告もあります。ただし、因果関係はまだ十分には立証されていません。

また、ヨシ原が減ったことでヨシゴイなどの個体数が減少したと、地方自治体のレッドデータでは指摘されています。渡り鳥の中継地としての役割は シギ・チドリと干潟 や 渡り鳥フライウェイ の記事も参考になります。

泥の中の住人:シオマネキと貝類

岡山県の吉井川河口にある「乙子のヨシ原」は、環境省の重要湿地に選ばれた塩性湿地の一つです。選定の理由として、ヨシ原がよく保存されていること、オカミミガイやヒロクチカノコといった貝類が生息すること、県内では数少ないシオマネキの生息地であることが挙げられています。

シオマネキ類は、河口域の満潮線付近の砂泥地に穴を掘って暮らすカニです。同じ仲間のハクセンシオマネキは環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)とされ、地域によっては生息地の減少が懸念されています。穴を掘る行動は土壌に酸素を送り込み、植物の根の環境を整えるため、湿地の「耕し役」でもあります。

塩性湿地のヨシ原と泥地に暮らす鳥・カニ・貝の生きもの
ヨシ原と泥地は鳥・カニ・貝の暮らしの場

幼魚の育つ場所としての役割

満潮時に冠水する塩性湿地は、小さな魚やエビ類が捕食者を避けて餌をとれる場所になり、幼魚の成育場として機能する地域があります。マングローブ林が「海のゆりかご」と呼ばれるのと同様の働きですが、日本の温帯域では、ヨシ原・塩性湿地がその役割の一部を担っています。マングローブについては マングローブは海のゆりかご も合わせてどうぞ。

  • 鳥類:営巣・採餌・渡りの中継
  • 底生動物:シオマネキ、貝類(オカミミガイなど)
  • 魚類・甲殻類:幼稚魚の成育場
  • 昆虫:湿地性の種の生息地

塩性湿地が人間社会にもたらす恵み(生態系サービス)

水をきれいにする

河川から流れ込む栄養塩(窒素やリン)や懸濁物質は、植物に吸収され、泥の中の微生物によって分解・固定されます。塩性湿地は沿岸の水質をゆるやかに保つ「天然のろ過装置」の役割を担います。干潟の浄化機能については 干潟の保全 の記事に詳しく書いています。

高潮と波をやわらげる

密な植生は波のエネルギーを減らし、海岸の侵食を抑えます。堤防の前面に湿地が広がっていると、堤防にかかる波の力が弱まることが知られています。ただし、効果は湿地の幅・植生の密度・波の大きさで大きく変わるため、「あれば安全」と考えるのは禁物です。

炭素をためる:ブルーカーボンとしての側面

環境省の資料は、日本のブルーカーボン生態系を、海草藻場、海藻藻場、潮汐湿地(塩性湿地・干潟など)、マングローブ林の四つに整理しています。潮汐湿地は、泥の中に植物由来の有機物が埋もれることで炭素を長期間ためます。一方、日本全体の吸収量の試算では、藻場が主要な吸収源とされ、湿地・干潟の割合は相対的に小さいという整理もあります。つまり、塩性湿地は「炭素の貯め込み役」として期待されつつも、日本では面積が限られるため、数量面より生物多様性や防災の面での価値が大きいと言えます。

詳しい仕組みは ブルーカーボンとは と 湿地と炭素貯留 をご覧ください。

注意:失われると「排出源」にもなる

  • 湿地が排水・開発・侵食で壊れると、ためていた炭素が二酸化炭素などとして放出される可能性がある
  • 保全は「吸収を増やす」だけでなく「排出を防ぐ」意味でも重要

どれだけ減ったのか:日本と世界のデータ

日本:湿地は明治・大正期から約6割減

国土交通省の資料では、日本の湿地面積は明治・大正期から約60%減少し、干潟は1945年と比べて約38%減少したとされています。湿地は北海道に偏って分布するため、本州以南の沿岸ではさらに少なくなっています。なお、これらの割合は1978〜1994年頃の調査に基づくものが多く、最新の全国推計ではない点に注意が必要です。

項目数値出典の位置づけ
湿地面積の減少明治・大正期から約60%減国土交通省資料
干潟面積の減少1945年比で約38%減同上
重要湿地500のうち塩性湿地10か所(干潟50、藻場104)環境省「日本の重要湿地500」
日本の湿地に関する主な数値
減少した湿地面積を示すイメージと残された塩性湿地の風景
開発と堤防に囲まれて残る塩性湿地のイメージ

世界:2000〜2019年に719km²が純減

2022年にNature誌に発表された研究(Campbell氏ら)は、衛星Landsatの画像を使い、2000〜2019年に世界の塩性湿地が正味で約719km²失われたと推定しました。年率にして0.28%の減少です。この損失に伴う二酸化炭素換算の排出量は年16.3 Tg(90%信頼区間は0.4〜33.2)と推定されています。損失の約64%は米国とロシアに集中し、ハリケーンや海岸侵食が主な原因とされています。

NASAはこの結果を「1時間にサッカー場2面分に相当する損失」と紹介しています。一方で、この推定値は、限られた地点の地上調査に基づく従来の推定より小さい、とも説明されています。つまり「どれだけ減ったか」の推定は、手法によって幅があります。

この記事の要点となる3つの数字をまとめた図版
数字で見る:本文で扱う3つの指標

減少の主な原因

  • 埋め立て・干拓:農地・工場・港湾用地への転用
  • 護岸・堤防工事:満潮時の冠水と土砂供給が断たれる
  • 土砂供給の減少:ダムや砂防で川から泥が届かなくなる
  • ヨシ原の管理不足と獣害:刈り取り・火入れの途絶、シカ・イノシシの影響
  • 海面上昇と高潮:湿地が逃げ場を失って水没する「coastal squeeze(海岸の挟み撃ち)」

干潟の埋め立ての歴史は 干潟はなぜ埋め立てられたのか に詳しくまとめています。

保全と再生の取り組み:日本各地の事例

ラムサール条約と湿地の保護

湿地の保全を国際的に進める枠組みがラムサール条約です。日本でも多くの湿地が登録され、賢明な利用(ワイズユース)の考え方で地域とともに守られています。詳細は ラムサール条約湿地とは と ラムサール条約のワイズユース をご覧ください。日本最大の湿原の事例は 釧路湿原 にあります。

ヨシ原の管理:刈り取りが生態系を守る

ヨシ原は放っておけば守られるわけではありません。枯れたヨシが積もると、地面が乾いて他の植物が侵入し、ヨシ原が衰退することがあります。琵琶湖では、日照不足によるヨシ帯の衰退を受け、雑木の伐採や特定外来生物の防除が対策に挙げられています。刈り取りや火入れ(ヨシ焼き)は、人が関わり続けることでヨシ原を維持する知恵です。

河川工事と湿地を両立させる工夫

福岡県の河口では、治水のための河道掘削と、塩性湿地の保全をどう両立させるかが研究課題になっています。川の断面を広げるときに、湿地の高さを保つ、あるいは掘削後に新しい湿地が再生しやすい地形にするなどの設計が検討されています。

再生の手法

  • 堤防の前面に土砂を入れて湿地の高さを回復する(干潟・湿地の造成)
  • 堤防を後退させて海水が入る空間を作る(管理された後退)
  • ダムの土砂を海へ流す土砂還元で、湿地の「かさ上げ」を助ける
  • 植生の移植と、シカ・外来種などの食害対策
この記事のポイントを箇条書きでまとめた図版
この記事のポイント。詳しくは各章で解説している

調べてみよう:塩性湿地を読み解く観察のヒント

満潮線を意識して歩く

塩性湿地を観察するときは、まず満潮線の位置を意識します。海側から陸側へ歩くと、泥地、赤く色づく背の低い塩生草本、背の高いヨシ原の順に景色が変わるのが分かります。これは前述の帯状分布で、地面の高さのわずかな違いが生きものの顔ぶれを決めている証拠です。潮見表で満潮・干潮の時刻を確認し、安全のために潮が満ちてくる時間帯には泥地に深入りしないようにしましょう。

カニの巣穴と足あとを探す

泥地には、シオマネキ類などが掘った穴が点々と見つかります。穴の大きさや数は、その場所が健全な生息地かどうかの手がかりになります。ただし、希少種の生息地では、穴を踏み荒らさない、生きものを持ち帰らないというのが基本のマナーです。写真に残し、地域の自然観察会や博物館へ情報を伝えると、調査の役に立ちます。

季節ごとの変化

  • 春:ヨシの新芽が伸び、昆虫や小型の鳥が増える
  • 夏:ヨシ原が最も茂り、鳥の繁殖期を迎える
  • 秋:シチメンソウなどの塩生植物が紅葉し、渡り鳥が到着する
  • 冬:枯れたヨシ原にチュウヒなどの猛禽類が姿を見せる地域もある

同じ場所を季節をずらして何度も訪れると、塩性湿地が一年を通して多様な生きものを支えていることを実感できます。写真や記録をつけ続けることは、立派な市民科学です。

気候変動時代の塩性湿地:海面上昇と「逃げ場」の問題

湿地は海面上昇に追いつけるか

塩性湿地は堆積によって地盤をかさ上げするため、土砂の供給が十分であれば海面上昇に追いつける可能性があります。しかし、上昇速度が堆積速度を上回れば水没します。さらに、陸側が堤防や道路で固められていると、湿地は内陸へ移動できません。これが「海岸の挟み撃ち」です。

適応策としての湿地

海面上昇への備えとして、堤防だけに頼るのではなく、前面の湿地を残すことで波の力を弱めるやり方が注目されています。海面上昇と日本の海岸 や 沿岸都市の気候変動適応 も参照してください。

まだ分かっていないこと

  • 日本の塩性湿地の最新の全国面積と炭素貯留量は、十分に整理されていない
  • シカ・イノシシの増加とヨシ原衰退の因果関係は未解明
  • 海面上昇と土砂供給の組み合わせで、どの湿地が残れるかの評価は途上

こうした不確かさを認めつつ、科学的なモニタリングを続けることが重要です。

私たちにできること:身近な塩性湿地とのつきあい方

訪れてみる

秋の佐賀・東与賀海岸のシチメンソウ群生地のように、季節の景観を楽しめる場所があります。観察会に参加する、野鳥を静かに観察する、ゴミを持ち帰るなど、訪れる側のマナーも湿地を守る行動です。観察の基本は バードウォッチング入門 が役立ちます。

暮らしの中でできること

  • 地域の湿地や干潟の保全活動・清掃活動に参加する
  • ヨシ製品など、地域のヨシ原を活かした産品を選ぶ
  • 川のゴミや排水に気を配り、河口の水質を守る
  • 身近な湿地の情報を、地域の自然調査や市民科学に提供する

まとめ

塩性湿地は、日本ではごく小さな面積しか残っていない一方、鳥・カニ・貝・昆虫・魚を支え、水をきれいにし、波をやわらげ、炭素をためる多面的な生態系です。減少の主因は、埋め立てと土砂供給の断絶、そして海面上昇です。「目立たない草地」と思われがちな場所こそ、足元の海の健康を支える最前線であることを、ぜひ覚えておいてください。

まとめ

  • 塩性湿地は干潟とヨシ原のあいだに広がる塩水の草地
  • 日本の湿地は明治・大正期から約6割減、干潟は1945年比で約38%減
  • 世界でも2000〜2019年に約719km²が純減
  • 保全には土砂供給・ヨシ原管理・陸側の逃げ場の確保が鍵

参考文献・出典

  1. Campbell et al. (2022) Global hotspots of salt marsh change and carbon emissions, Nature – 世界の塩性湿地の変化と排出量
  2. NASA Landsat: NASA Scientists Map Global Salt Marsh Losses and Their Carbon Impact – 上記研究の解説
  3. 国土地理院 湿地面積 – 日本の湿地面積データ
  4. 国土交通省 資料(湿地・干潟面積の減少) – 湿地約60%減・干潟約38%減
  5. 環境省 ブルーカーボン関連資料(2026年1月) – ブルーカーボン生態系の4分類
  6. 環境省 日本の重要湿地500 – 重要湿地の選定
  7. 環境省 レッドリスト – 絶滅危惧種の選定
  8. ラムサール条約事務局 – 湿地保全の国際条約

※ 信頼性の高い順に配列:政府機関・学術機関 > 査読済み論文 > 専門機関 > 信頼できるメディア